コテ先食われ対策(やに入りはんだ)


コテ先食われ対策(やに入りはんだ)

LFM-M/S シリーズ

鉛フリー化での大きな問題のひとつ『コテ先食われ』の問題を解決できます。
コテ先の交換頻度を減らし、安定したはんだ付けと、コストダウンを実現します。


合金特性

特徴 コテ食われ対策品 JEITA合金 試験方法
合金名 LFM-48S/LFM-48M LFM-48
合金組成 Sn-3.0Ag-0.5Cu-α Sn-3.0Ag-0.5Cu
液相線温度 (℃) 221 220 DSC法
固相線温度(℃) 217 217 DSC法
引張強度 (MPa) 46 44 ※JIS引張試験
耐力 (MPa) 39 38 JIS引張試験
伸び (%) 47.5 48.2 JIS引張試験
加工効果係数 0.032 0.040 JIS引張試験
ヤング率 (GPa) 52 50 超音波法
ポアソン比 0.35 0.36 超音波法
比重 7.4 7.4 電子比重計
比熱 (J/g K) 0.23 0.23 レーザーフラッシュ法
熱伝導率 (%) 65.9 63.2 レーザーフラッシュ法
熱膨張率 (%) 100℃ 0.172 0.173 縦型熱膨張計
熱膨張係数(10-6/K) 20-100℃ 21.6 21.6 縦型熱膨張計

コテ先食われ対策合金(やに入りはんだ)

フラックス 合金名 合金組成 溶融温度 合金区分 コテ先酸化防止効果
各種フラックス
に対応
LFM-48S Sn-3.0Ag-0.5Cu-α 217-221℃ SAC305系 ×
LFM-48M Sn-3.0Ag-0.5Cu-α 217-221℃ SAC305系
LFM-86S Sn-0.3Ag-0.7Cu-α 217-228℃ 低Ag
SJM-03S Sn-0.3Ag-0.7Cu-2.0Bi-α 210-226℃ 低Ag+高強度
LFM-41S Sn-0.3Ag-2.0Cu-α 217-270℃ 銅食われ対策
LFM-22S Sn-0.7Cu-α 227-228℃ Sn-Cu

※LFM-48M、SJM-03SはJP PAT No.3966554、US PAT No.7138086B2 を取得しています。

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